2008年11月アーカイブ

第2回SBM研究会のスケジュールが確定したそうです。とても楽しみです。

Tomo’s HotLine: 第2回SBM研究会のスケジュールFIX


以下概要の転載です。


□第2回SBM研究会概要

☆日時:2008年12月6日(土) 
開場9:30 講演時間 10:00?17:40
☆場所:株式会社インターネットイニシアティブ本社
http://www.iij.ad.jp/info/map/head-office.html
(会議室等、無線LANの利用可否については調整中)
☆定員:190名(講師、スタッフを除く)
☆参加費:無料
☆ボランティアの募集:
Mixiの参加募集トピックで表明をお願い致します。 簡単な軽作業です。
運営を円滑に行うために、何卒ご協力をお願い致します。
☆主催:SBM研究会事務局(事務局長:西谷 智広)

☆スケジュール
*ボランティアの方の集合時間は別途周知*
9:30?  開場
10:00?10:10 開会挨拶(西谷 智広:SBM研究会事務局長)

10:10?11:00 
・大向 一輝:国立情報学研究所/株式会社グルコース
「SBMの「偏り」に関する研究とコミュニティ・ブックマーク4dkのご紹介(仮)」

11:00?11:10 休憩

11:10?12:00
・上野 大樹:慶應義塾大学大学院
「ソーシャルブックマークデータの時間情報を用いた情報フィルタリングと検索(仮)」

12:00?13:10 お昼休み

□ミニプレゼン:「ブロガーから見たSBM」
13:10?13:25
・広木 大地:「普通のヤツらのメタをゆけ」
13:25?13:40
・美谷 広海:「ソーシャルブックマークサービスのSEO力」
13:40?13:55
・西谷 智広:「SBMコメント機能によるコミュニケーション形態の考察」

13:55?14:10 休憩

14:10?15:00
・伊藤 直也:株式会社はてな
「新はてなブックマークについて」

15:00?15:10 休憩

15:10?16:00
・藤田 昭人:IIJ?II/大阪市立大学大学院 創造都市研究科
「Kikker の Map/Reduce 化」

16:00?16:10 休憩

16:10?17:30
□パネルディスカッション
「SBM研究を加速・拡大するために?SBM事業者には何ができるのか 」
・パネラー
◆SBM事業者パネラー
-伊藤 直也(株式会社はてな)
-井原郁央(株式会社ライブドア
-澤田 哲也(
ヤフー株式会社
-須藤 洋一(
株式会社ECナビ

◆研究者パネラー
-上野 大樹(慶應義塾大学大学院)
-大向 一輝(国立情報学研究所/株式会社グルコース)

◆モデレーター
西谷 智広(SBM研究会事務局長)

17:30?17:40
閉会の挨拶(西谷 智広:SBM研究会事務局長)

☆参加表明について
MixiのSBM研究会参加表明トピックからお願い致します。
http://mixi.jp/view_event.pl?id=36867580
事務局の負担を減らすために極力Mixi経由での参加表明をお願い致します。

*第二回SBM研究会懇親会概要*

◇日時:12月6日(土曜日)18時30分?
◇場所:UN QUATRE ?アンキャトル?
http://r.gnavi.co.jp/p979700/ (立食、貸し切り予定)
◇会費:5000円程度(出来高次第。なるべく安く抑えます)
◇定員:60名
◇参加方法
Mixi 第二回SBM研究会懇親会トピックからお願いします。
http://mixi.jp/view_event.pl?id=37379986

はてなブックマークがリニューアルしてユーザー間のコミュニケーションが取りやすくなりました。

RSSリーダーで読むときに一度はてブのページに飛ぶようになったり、
愛用していたGreasemonkeyのスクリプトが正常に動作しなくなったり、
デザインの編集やリンクの追加ができなくなったりと、
いろいろ不便な点もありますがリニューアル後のはてブをどう活用すればいいのかを考えようと思います。
このエントリではとりあえず気がついた点をまとめてみます。


これはリニューアルする前からの話ですが、たくさんの有益なブックマークをして、
お気に入りのユーザーとして登録されることやブックマークのfeedを購読してもらうことで
ブックマークを通じて多くの人に情報発信できるようになります。
アルファブックマーカーと呼ばれているユーザーのブックマークは影響力が大きく、
1人にブックマークしてもらうだけで100人以上の目に留まることもあるようです。


リニューアル後は、twitterのようにどなたかにお気に入りに登録してもらうことで、
以下の内容のメールが届くようになりました。

id:○○ さんが id:tomohiko11 さんをお気に入りに追加しました。
http://b.hatena.ne.jp/tomohiko11/follower

 ----
はてなブックマーク
http://b.hatena.ne.jp/

□ メッセージ一覧・受信設定はこちら
http://m.hatena.ne.jp/
これによってTwitterやアメブロみたいにフォロー、読者登録などをされたら
やり返すみたいな傾向が生まれてくるんでしょうか。

Twitterやアメブロだとスパマーがボットを使ってフォロー、読者登録、ペタを残すということを
自動で大量に行うという迷惑なことをしてますが、そういったユーザーが増えてしまうような
気がします。ただ、お気に入りは500件までしか登録できないようです。


自分がお気に入りに登録しているユーザーが自分と共通のページにブックマークをしたときに、
どのようなブコメを残しているのかを自分のブックマークページで確認できるようになりました。

かなり多くのユーザーをお気に入りに登録しないと、あまり他のユーザーのコメントが
表示されず効果を実感できなさそうな機能なので、
少しお気に入りに登録するユーザー数を増やしてみようと思います。

今までは気になったユーザーのブックマークのfeedを直接RSSリーダーに登録して読む
というやり方で情報収集していたので、特にお気に入りのユーザーを増やす意味がなくて
お気に入りはほとんど使っていない機能でした。


ブックマーク上でのコミュニケーションがどの程度発生するのかは現状の機能だけだと
結構疑問ですが、まずはいろいろ試してみます。
コメントを1回残したものを何回も編集するという形式だとせっかく他の人のコメントが
読めても交流しづらいような気がします。
これから目にとまったソーシャルメディアキャンペーンの事例を紹介していきます。

ソーシャルメディアキャンペーンとは
ソーシャルメディアで実施する一連のプロモーションのプロジェクトと
考えていただければと思います。


今回紹介するのは、Will It Blend? というミキサーのプロモーションです。
笑顔のハイテンションなおっちゃんがいろんなものをミキサーにかけるという
ただそれだけの非常にシンプルな内容の動画なのですが、
その面白さと過激さから多くのブログなどで紹介されています。


その視聴回数は、YouTube - Blendtec's Channel に記載されている数字を
ざっと見て合計してみると、You Tubeだけでも3000万回以上はありそうでした。
他の動画サイトもあわせると、おそらく数億回視聴されているのではないでしょうか。

以下はiPhoneをブレンドしてる動画ですが、500万回以上視聴されています。





ほとんど予算を使わずに爆発的な広がりを見せたキャンペーンの好例だと思います。


なお、このキャンペーンの面白い点は、iPodやiPhoneなど、新しいものが出るたびに
ミキサーにかけるので、その都度また話題になって視聴回数が増えていることです。
内容はほとんど同じなのにミキサーにかけるものが変わるたびに、
再度多くのサイトで紹介してもらえるわけなので、かなり効率的なプロモーションだと思います。
11月22日にもYou Tubeでライブをやるみたいです。

また、ただ面白いだけでなく、頑丈で高速といったミキサーの特徴がものすごくわかりやすく伝わってきます。


他の会社とのタイアップでのプロモーションも行っているようです。
同じ内容なのはわかっているのに、最近邦訳が出てちょうど読もうと
思っていた本の著者が出ていて、思わずまた見てしまいました。





キャンペーンサイトも参考になります。以下はサイドバーに記載されている内容です。
友達に教える、RSS登録する、ブログに書くなどへのリンクがしっかりと用意されています。
ミキサーにかけてほしいものをリクエストできるのも面白いと思いました。


willitblend.JPG
こういうアイデア1つでかなりのユーザーを呼び込めるのが
ソーシャルメディアを活用したマーケティングの強みですね。
キャンペーンを設計した人はすごいと思います。
ソーシャルメディアマーケティングに深く関連している
ソーシャル検索についてまとめるブログを作りました。

ソーシャルサーチ.jp



ソーシャル検索によって、今後よりソーシャルメディアの
重要性が高まっていくと考えています。
また、SEOの方法などはまったく新しいものに変わると思います。

今のような意図的に順位が操作されてしまう検索エンジンの仕組みは
好ましくないので早く抜本的に変わってほしいです。


これから「キーワードを入力して検索する」 という仕組みにとらわれない
新しい検索方法が増えてくるのではないでしょうか。


大きく環境を変えてくれるのが人力検索なのか、セマンティックな検索なのか、
もしくはまだまったく予想されていない手法なのかはわかりませんが、
検索の分野でイノベーションを起こすような会社が近いうちに
現れることを期待しつつ、ソーシャル検索の分野をウォッチしていきます。
Twitterでのプロモーションに特化しているブログの記事の紹介です。
11 Ways to Use Twitter to Help Your Site Go Viral

補足の部分は訳しているわけではないです。


1.140文字以内でサイトのコンセプトを説明できるようにする
URLを一緒にポストするためにもできれば100文字以内にする


2.あなたのサイトを紹介するときにはイメージがふくらみそうな伝え方にする


3.あなたのサイトのターゲットの一部はTwitterを使ってないかもしれないが、
彼らが好きなブロガーは使っているかもしれないのでそれに期待する



4.「これをTwitterにポストする」リンクを活用する

<a href=”http://twitter.com/home?status= 「コメント」 "> で、
デフォルトで「コメント」が入っているリンクが作れる。
日本語入れると文字化けします。


5.TwitterのIDはサイトの名前と同じか、似たものにする


6.サイトに自分のアカウントをフォローしてもらうためのリンクを掲載する

RSS登録と一緒にTwitterでフォローしてもらいましょう。

こんな感じでしょうかね。
Followお気軽にどうぞ


7.Twitterのページのデザインを運営しているサイトのデザインに似せる


8.Show me all @ repliesの設定をしておく

followしてない人からの@つきのポストもチェックできるようになる

「設定」 → 「お知らせ機能」 → 「あなた宛のつぶやき」
で「フォロー中のみ」から「すべて表示」に変更


9.TinyURLのカスタムエイリアス機能を使ってブランドを伝えやすくする

例えばこのブログのトップページのURLを短くすると、
http://tinyurl.com/6d87x9 が通常出力されますが、
http://tinyurl.com/smmjapan のようにカスタマイズできます。


10.http://search.twitter.com/ を使ってあなたのサイトの現状を知る

あなたのサイトがどのように言われているかを調べましょう。


11.Twitterのアカウントが個人的なものでなかったとしても、個人的な内容もポストする。スパムしない

当然ですが宣伝ばかりだと嫌われます。



もしRSSの購読者をすべてTwitterのフォロワーに変更できるなら変えたいという
文章があって、それほどまでにTwitterをマーケティングにおいて重視しているんだなあ
と参考になりました。


リンクベイトとは、すごく大雑把なまとめ方をすると
リンクを集めるためにいろいろと工夫をすること、
その工夫の結果できた成果物を指します。

煽りっぽいタイトルを書く、目にとまりやすいようにタイトルに数字を入れる、
極端な内容にして議論を巻き起こす、楽しい・悲しいなど感情に訴えかけるような
コンテンツを作るなどなど、いろいろな手法が議論されています。


この記事では、人を動かす感情に訴えかけるような文章を書くのが
苦手という人に、リンクを集めるためにどのようにコンテンツを
作ればいいのかを3つのポイントに絞って紹介します。



1.早めに公開する

とにかく早く新しいネタを提供します。
他のサイトよりも早くコンテンツをアップすれば、
それだけ多くの人に見てもらいやすくなります。

最近発表されたニュースはすぐに多くのサイトが記事として
紹介していきますので、若干クオリティが落ちてでも
スピード重視でアップしたほうが、アクセスを呼び込みやすいかと思います。


スピード重視して早めに公開した事例

私が過去に試してみた例としては、以下のようなものがあります。


1. GoogleのSEOスターターガイドの翻訳 - ソーシャルメディアマーケティング SMM.jp

先日アップした記事。とりあえず一番最初に翻訳して公開してみようと思い、
Googleのブログで発表された日の夜にアップしました。

まだ公開からあまり時間が経っていませんが、このブログの
記事の中では圧倒的にアクセスが多いページになりそうです。


2. SBM研究会...live blogging

SBM研究会というイベントのレポート。

ほぼリアルタイムで、1つの講演が終わるたびに
終了とほぼ同時にメモをアップしていました。

その日のうちにたくさんリンクやブックマークをしてもらえたようです。
今見てみたらページランクが4になっています。
特にそこから何か利益が出たりするわけではないのですが、
1日で作ったページの割にはよい結果だと思います。



2.新しいキーワードを見つけて、他にない情報を公開する

上記と重なる部分がありますが、まだ他にない情報を提供すると
それを調べていた人のサイトからリンクを貼ってもらえます。

検索したときに、ほとんどそのキーワードについて
解説しているサイトが存在しないときが狙い目です。


あなたがそのキーワードに関連したコンテンツを作れば、
それが検索エンジンで上位にヒットして調べている人に見てもらえます。
他に情報がないので、結果としてあなたのサイトにリンクが集まります。


新しいキーワードを見つけてサイトを作った事例

私が作った例としては以下のようなものがあります。


1. このブログ
「ソーシャルメディアマーケティング」にテーマを絞った
ブログは国内におそらくまだなかったので作りました


2. ソーシャルレンディングのブログ
「ソーシャルレンディング」のブログがなかったので作ってみました


まだ作ったばかりで、いずれもあまりリンクの数は集まっていませんが、
関連している情報を扱っているブログなどから少しずつリンクを貼ってもらっている
ようです。


なお、この手法にはリンクがもらえるという以上の大きなメリットがあります。

そのキーワードを調べている人からメールなどで連絡がもらえて、
情報交換したり、会って知り合いになれるというメリットです。

これによって、そのテーマについてより詳しく勉強できるだけでなく、
その業界がどれくらい進んでいるのかなどのネットで検索しても
わからない情報や知見を得ることができます。

連絡をくれるのは新しいテーマを勉強していたり、実際にビジネスに
しようとしている方々なので、非常に情報感度が高くて刺激になります。

さらに、ブログがきっかけでそれが仕事になったり、本や雑誌などの
お手伝いをさせていただく機会をいただいたりもすることもあります。

メリットがたくさんあるので、私は上記であげたブログ以外にもいくつか作っています。



この手法のポイントは、キーワードをいかに早く見つけるかという点です。
とにかく新しいものに興味を持ったら調べてみて、よさそうなら
サイトを立ち上げてみることをオススメします。


インターネット系の新しい話題を見つけるのであれば、
Techcrunch Japaneseブログヘラルドなどが参考になります。

Diggやdel.icio.usなどの人気のトピックの見出しだけでも読んで、
流行しそうなものを推測するのもいいと思います。



3.参照しやすいようにまとめる

特に新しい情報を自分で追加しなくても、既にある情報を
まとめてサイトにアップしておくことでリンクを貼ってもらいやすい
ページを作ることができます。

見ている人に
「あとでまた使うかも」 「あとでゆっくり読もう」
と思ってもらえるようなまとめを作りましょう。


よく見かける例としては、

何か事件や論争が起きたときにそれに関連したことを時系列にまとめるサイト
役に立つ便利なツールをたくさんまとめたページ

などがあります。

たくさん並べて、1ページあたりの分量を多めにしたほうがリンクを貼ってもらいやすいかと思います。



参照しやすいようにまとめた事例

過去に以下のようなものを作成しました。

無料動画サービスのリンク集


このサイトはYouTubeが買収された後くらいに作ったのですが、
とにかくたくさんのサイトを掲載していたのがよかったのか、
ブログやQ&Aサイトなど、いろいろなところで参照されるようになり、
ヤフーのような大きなページからもリンクをもらうことができました

サイトを作り始めたころに作ったサイトということもあって
見た目はあまりいいとは言えないサイトですが、
たまたま当時の時流にあっていたのか、多くのリンクを貼ってもらえました。

2日程度で作成したサイトでその後ほとんど更新していないのですが、
月間のユニークユーザー数は10万を超えているので、
そこそこうまく行っている事例だと思います。



まとめ

3つの項目に重複している要素が多いような気がしますが、
いずれも訪問者の感情に訴えかけるような文章を書くのが
苦手という人に向いている手法なのではないかと思います。


まとめてみると

見る人の役に立って、しかもまだ他のサイトにあまりないコンテンツを作る

というすごく当たり前な話なんですが、このポイントを意識して
コンテンツを作るといいのではないでしょうか。



なお、リンクベイトに関しては既にいろいろと研究されていて、
たくさんの参考になるエントリがありますので、興味がある方は
そちらもあわせてご覧ください。

大量のリンクを集めるリンクベイトを量産する 3 つのステップ | 住 太陽のブログ

驚くほどリンクが集まる「リンクベイティング」に世界中が釣られている | 住 太陽のブログ

リンクベイトは注目されてもリンクを獲得しなきゃ意味がない! リンクベイトの価値を測る方法 | Web担当者Forum

リンクを継続して集めるためのコンテンツ制作「9つの法則」|Sphinn Japan Blog
Official Google Webmaster Central Blog: Google's SEO Starter Guide


GoogleがSEOのスターターガイドをPDFで配布しはじめました。さっそく全部読みながら訳してみました。
あとでリンクや画像などを追加して読みやすくするかもしれません。
なお、最後のほうのツール紹介の部分は省きました。 もし問題があればすぐに消しますのでコメントなどいただければ。

11月14日追記: 文中のリンクを追加しました


訳が間違っている部分もあると思うので参考までに。



Google Starter Guide まとめ

【目次】

説明の前提

<title>
ユニークで正確なタイトルをつける
よいタイトルの書き方

description メタタグ
description メタタグの使い方
よいdescriptionの書き方

URL
URLの構造を改善する
よいURLの決め方

ナビゲーション、内部リンク構造
ナビゲーションをわかりやすくする
よいサイトナビゲーションの作り方

サイトの内容
質の高いコンテンツやサービスを提供する
よいコンテンツを作るために

アンカーテキスト
よりよいアンカーテキストを書く
よいアンカーテキストを書くために

見出し
見出しタグを適切に使う
よい見出しタグの使い方

画像
画像を最適化する
よい画像の使い方

robots.txt
robots.txtを有効に使う
よいrobots.txtの使い方

rel="nofollow"
リンクに rel="nofollow" を使う

プロモーション
正しい方法でサイトをプロモーションする
サイトをプロモーションするのによい方法


以下のサイトを例として説明する

サイト・商号名:"Brandon's Baseball Cards"
ドメイン:brandonsbaseballcards.com
注力している点:オンラインのみでの野球カードの販売、価格の紹介、関連記事、ニュースなど
サイトのサイズ:小さい 250ページ以下


●ユニークで正確なタイトルをつける

タイトルタグはユーザーと検索エンジンにそのページが何をテーマにしているかを伝えます。タイトルタグは<head>タグ内に入れる必要があります。できればサイト内のページごとに異なるものにしたほうがよいです。

Brandon's Baseball Cards - Buy Cards, Baseball News, Card Prices

例として挙げたホームページのタイトルは、上記のように注力しているポイント3つを含んだものとする


もし検索結果にあなたのページが表示されると、タイトルタグの文章が1行目に表示されます。(もしGoogleの検索結果の他の部分を知らない場合は、Matt Cuttsによる解説動画を参照、これも参考になるdiagram of a Google search results page)。クエリ(検索されたワード)内に含まれたキーワードは太字で表示され、ユーザーがページを認識する手助けをしています。

タイトルはあなたのサイトやビジネスの名称と、いくつかの重要な情報、例えば営業している場所や、特化している点や提供しているものなどを含めます。


■画像

ユーザーが baseball cards と検索すると

■画像

Googleがタイトルを1行目にして検索結果を返します(クエリに該当するワードは太字になります)

■画像
ユーザーがクリックしてページに訪れると、ブラウザのトップにタイトルが表示されます

下部ページのタイトルはそれぞれのページの内容を正確に表すものにします、サイトやビジネス名を含めてもいいです。


■画像
ユーザーが ratest baseball cards と検索すると

■画像
関連した下部ページ(タイトルはそのページのコンテンツにあったユニークなもの)が表示されます


●よいタイトルの書き方


・正確にページのコンテンツを表すものにする
効果的にページのコンテンツが伝わる書き方にしてください

してはいけないこと
 1.コンテンツと関係のないタイトルにすること
 2.Untitled や New Page 1といったあいまいなタイトルにすること


・ページごとにユニークなタイトルをつける
Googleにそれぞれのページがどう違っているのかを知らせるためにも、1ページごとに独自のタイトルを持つようにすることが望ましいです。

してはいけないこと
 1.すべてのページ、もしくはたくさんのまとまったページを同じタイトルにすること


・簡潔でわかりやすいタイトルにする
タイトルは短くて情報量のあるものにしてください。タイトルが長すぎるとGoogleは一部しか表示しません。

してはいけないこと
 1.長すぎるタイトルにすること
 2.不要なワードを詰め込むこと


●description メタタグの使い方

descriptionはGoogleや他の検索エンジンにページのサマリーを伝えます。タイトルが少しのワードやフレーズなのに対して、descriptionは1つか2つの文章だったり、短い段落だったりします。グーグルウェブマスターツールがdescriptionが短すぎたり長すぎたり重複しすぎたりしているかを教えてくれるcontent analysis sectionを提供しています(タイトルタグに関しても見ることができます。)タイトルタグと同様に<head>内に記述します。

■画像
例として挙げたサイトのdescriptionの最初の部分、サイトが何を提供しているかを簡潔なサマリーになっています。


descriptionはGoogleがスニペットで使うかもしれないので重要です。必ず使うわけではなくて、Googleがあなたのページの中からユーザーのクエリに合致したフレーズを選んで表示させる場合もあります。もしあなたのサイトが登録されているのであれば、代わりに Open Directory Project に掲載されている説明を使う場合もあります。(Open Directory Project(ODP)のデータを使われたくない場合はこちらを参照)descriptionをそれぞれのページにつけることは、Googleがスニペットとして使うためのページ内の適切な箇所を見つけられなかったときに有効です。ウェブマスターセントラルブログには、descriptionでスニペットによりよい説明を表示させるための投稿があります。


スニペットは検索結果のページタイトルとURLの間に表示されます。

■画像

baseball cardsと検索すると

■画像

descriptionがスニペットとして使われて検索結果が表示されます。

ユーザーのクエリが含まれている場合はスニペットの該当部分が太字になります。これはユーザーがそのページが探しているものに近いかどうかの検討をつけるためのヒントになります。他の例を挙げます。記事を含んだ下部ページ(そのページ独自のdescriptionを持った)のdescriptionが表示されたスニペットです。

■画像

ratest baseball cards と検索すると

■画像
ユニークなdescriptionがスニペットとなった下部ページの1つが検索結果として表示されます。


●よいdescriptionの書き方

・正確にページの内容をまとめている
スニペットとして検索結果に表示されているのを見たときに、ユーザーが求めている情報が盛り込まれていて、かつ興味を惹かれそうな書き方をしてください

してはいけないこと
 1.ページと関係のない内容にすること
 2.包括的なワードにすること (これはウェブページです や ベースボールカードのページ など)
 3.キーワードだけを入れること
 4.コンテンツの中身全てをdescriptionに記載すること


・それぞれのページで独自のdescriptionを記載する
それぞれのページで独自のdescriptionを持つことは、ユーザーとGoogleにとって助けになります。特にあなたのドメイン内で複数のページを表示させるときに(例えばsite:URLで検索したとき)役立ちます。もしあなたのサイトが数千、数百万のページを持っている場合は、1つ1つのdescriptionを人力で書くのは現実的でないでしょう。そういったときは自動でそのページのコンテンツに該当するものがdescriptionに記載されるようにしてください。

してはいけないこと
 すべてのページ、もしくはたくさんのまとまったページを同じdescriptionにすること



●URLの構造を改善する


ページに内容が推測しやすいカテゴリやファイル名を作ることは、あなたのサイトを整理されたものにするだけでなく、検索エンジンにページがクロールされやすくもなります。しかも、リンクが貼りやすいURLになります。訪問者はほとんど認識できないワードしか入っていない極端に長くて暗号めいたURLを嫌がるかもしれません。

■画像
ユーザーが嫌がりそうなURL例

このようなURLはわかりづらいし不親切です。URLを思い出したり、リンクを作ったりすることが難しくなってしまいます。しかも、ユーザーはURLの一部は不要だと思います。特に、URLがたくさんの認識できないパラメータを持っているときはそうです。一部を省いてしまい、リンクが貼られなくなってしまうことがありえます。

ユーザーの一部は、URLをアンカーテキストとして使ってリンクを貼るでしょう。もしあなたのURLが関連したワードを含んでいれば、IDや変なパラメータで書かれたURLよりも、ユーザーや検索エンジンにより多くの情報を与えることができます。

■画像

ハイライトされた部分がユーザーや検索エンジンにそれが何についてのページなのかをリンク先にアクセスする前に知らせる


最後に、URLはタイトルとスニペットの下に検索結果の一部として表示されることを覚えておいてください。タイトルやスニペットと同じように、クエリに含まれているワードは太字で表示されます。

■画像

baseball cards と検索すると

■画像

URLがタイトルとスニペットの下に記載されて検索結果に表示されます。


以下は最近のベースボールカードについての記事を含んだURLの例です。URLの中のワードは、URLが(www.brandonsbaseballcards.com/article/102125)のようなIDナンバーを使っているものよりも、ユーザーに訴求してくれるでしょう。


■画像
ratest baseball cardsと検索すると、


■画像

どんなコンテンツを含んでいるかを反映したURLを下部ページが検索結果に表示されます


GoogleはURLの構造がたとえ非常に複雑だったとしても、ちゃんとクロールしますが、ユーザーと検索エンジンのためにもURLはできるだけシンプルなものにしてください。

一部のウェブマスターは動的URLを静的なものに変えようとしています。Googleは動的URLもクロールします。これは上級者向けの施策で、もし誤った形で実施されると、クロールに問題が発生する可能性があります。もしよいURL構造について学びたい場合は、このウェブマスターヘルプセンターのページをオススメします。 (creating Google-friendly URLs)


●よいURLの決め方

・URL内にキーワードを入れる
コンテンツや構造に関連したワードを入れたURLは訪問者がサイトを見るときに親切です。訪問者はURLを覚えてくれやすくなりますし、リンクを貼ってくれやすくなるでしょう。

してはいけないこと
 1.不要なパラメータやセッションIDを含んだ長すぎるURLにすること
 2.「 page1.html 」のような一般的な名称にすること
 3.キーワードを使いすぎること


・シンプルなディレクトリ構造にする
コンテンツが整理されたディレクトリ構造にすることは、訪問者が現在どこを見ているのかをわかりやすくします。URLでコンテンツの内容を示すことができるようなディレクトリ構造にしてください。

してはいけないこと
 1.深く入れ子になったサブディレクトリを作ること 「 .../dir1/dir2/dir3/dir4/page.html 」
 2.コンテンツの内容と関係のないディレクトリ名にすること


・1つのページにアクセスするURLは1つに絞る
同じページなのに複数のURLでリンクを貼られることを避ける(これはそれぞれのURLごとにコンテンツの評判を分けてしまうかもしれません【訳者注:SEOの効果を分散させます】)ためにも、1つのページには1つのURLを使うようにしましょう。もし同じコンテンツに複数のURLからアクセスがあるとしたら、好ましくないほうのURLすべてから、1つのURLに301リダイレクトを設定しておくとよいです。

【訳者注:アマゾンのようにクローラだけを301リダイクトするケースもあります】

してはいけないこと
 1.サブドメインとルートディレクトリで同じコンテンツにアクセスできてしまうこと
 (例 domain.com/page.htm と sub.domain.com/page.htm)【訳者注:www有り無しで同じコンテンツにアクセスできてしまうサイトは意外と多いです】
 2.www有りと無しで、内部リンク構造が混ざってしまっていること
 3.変に一部が大文字になっているURLを使うこと




●ナビゲーションをわかりやすくする

ウェブサイトのナビゲーションは訪問者がすぐに目的のコンテンツを見つけるのを手助けするために重要です。検索エンジンがウェブマスターがどのコンテンツを重要だと考えているのかを理解する助けにもなります。Googleの検索結果はページの階層を表示しますが、Googleはサイト全体においてそのページがどういった役割を持っているのかも把握したがります。

全てのサイトはたいてい最もアクセスが多く、多くの訪問者へのナビゲーションの基点となるhomeやrootといったページを持っています。あなたのページが少しのページ数しかなかったとしても、トップページからより詳細なコンテンツを持った下部ページへどう訪問者を誘導するか考えなくてはいけません。詳細なページへ誘導するための関連したカテゴリのページを十分に用意していますか?(例 トップページ → カテゴリページ → 詳細ページ)複数のカテゴリやサブカテゴリに分類しなくてはならないほどたくさんの商品がありますか?


■画像

例として挙げた小さな野球カードのサイトのディレクトリ構造


サイトマップはサイトの構造を見せるためのシンプルなページで、サイトの階層的構造から構成されます。訪問者はページを見つけるのに問題が生じたときにサイトマップを見ます。主に人間の訪問者のために作られますが、検索エンジンもクロールするページの範囲を広げるためにサイトマップを訪問します。

Googleウェブマスターツールで登録することができるXMLサイトマップファイルは、Googleがあなたのサイトのページを見つけやすくします。Googleに正式なURLを伝えるために(www有りと無し:より詳しくはwhat's a preferred domainを参照)使うこともできます。(ただし保証はしません) Googleはウェブマスターがサイトマップを作るのを手助けしてくれるオープンソースのSitemap Generator script を作るのを手伝いました。もしさらにサイトマップについて知りたければ、ウェブマスターセントラルが便利な guide to Sitemap filesを提供しています。


●よいサイトナビゲーションの作り方


・自然な流れの階層を作る
一般的なコンテンツからユーザーが求めるより詳細なコンテンツにたどり着くまでの流れをできるだけわかりやすくしましょう。わかりやすくて効果的であれば、ナビゲーション用のページを内部リンク構造に追加してください。


してはいけないこと
 1.複雑な内部リンク構成にすること(例: 全てのページから全てのページにリンクを貼る)

 2.コンテンツを細かく分類しすぎること(詳細ページを見るのに20クリック必要なような切り分け方)


・大部分はテキストでナビゲーションを作る

ページからページに移るためのナビゲーションの大部分はテキストリンクで作成するようにすることで、検索エンジンがサイトをクロールしたり、理解したりしやすくなります。多くのユーザーもこの方法を好むでしょう。特にFlashやJavaScriptを使えないデバイスでアクセスしている場合に。

してはいけないこと
 ナビゲーションを全てドロップダウン、画像、アニメーションにしてしまうこと(検索エンジンがこのようなリンクを全て認識しないというわけではないが、ユーザーがすべてのページにテキストリンクでアクセスできたほうが、アクセシビリティはよくなります。:より詳しくは how Google deals with non-text filesを参照


・パンくずリストを作る
パンくずリストとは、ユーザーがすぐに前のページや次のセクションやトップページにアクセスできるようにするための、ページの上部や下部に設置する内部リンクの行です。パンくずリストは、トップページを最も左側に表示させ、右にいくにつれて、詳細なページへのリンクを掲載していくことが多いです。


■画像

パンくずリストの例


・HTMLサイトマップとXMLサイトマップを使う
すべてのページ、もしくは主要なページ(数百から数千ページある場合)へのリンクを掲載しているシンプルなサイトマップは便利です。XMLサイトマップは検索エンジンにページを見つけてもらうのに役立ちます。

してはいけないこと
 1.HTMLサイトマップを更新せずリンク切れを起こしてしまうこと
 2.整理せずにただページを羅列したHTMLサイトマップを作ってしまうこと


・ユーザーがURLの一部を削ったときのことを考える
一部のユーザーは変わった方法であなたのサイトにアクセスするかもしれませんので、それを見込んでおきましょう。例えば、パンくずリストを使う代わりに、ユーザーはURLの一部を削ってより上のカテゴリのコンテンツを見つけようとするかもしれません。そのような人たちが http://www.bradonsbaseballcards.com/news/2008/upcoming-baseball-card-shows.htm を見ていて、2008年のすべてのニュースを見ようと思って、 http://www.brandonsbaseballcards.com/news/2008/ をブラウザに入力してアクセスしようとするかもしれません。あなたのサイトはこのような場合に見せるページを用意していますか?それとも404(ページが見つかりませんでしたというエラー)を返してしまいますか? さらに1階層あがって、 http://www.brandonsbaseballcards.com/news/ についてはどうでしょう?


・役に立つ404ページにする


リンク切れを起こしたリンクをクリックしたり、間違ったURLをクリックしたりして、ユーザーが存在しないページにアクセスしてくることがあるでしょう。存在しているページに戻るためのカスタマイズされた404ページを用意しておくと、ユーザーエクスペリエンスが向上します。404ページはトップページや、人気があるもしくは関連しているコンテンツへ戻るためのリンクを用意しておきましょう。Googleは404ページに自動で適切なコンテンツを設置してくれる404 widgetを提供しています。また、Googleウェブマスターツールでは404エラーを見つけるツールを提供しています。


してはいけないこと
 1.404ページをインデックスさせること(存在しないページにアクセスされたときに404 HTTP status codeを返すようサーバーの設定をしておく)
 2.Not found もしくは 404 だけを返す、もしくは何もないというような状態にしておくこと
 3.404ページのデザインにサイトと一致しないものを使うこと



●質の高いコンテンツやサービスを提供する


人をひきつける役に立つコンテンツを作ることは、ここで説明している他のどの要素よりもサイトに影響を与えるでしょう。よいコンテンツを知ったユーザーは、それを他のユーザーに勧めてくれます。これはブログの投稿、ソーシャルメディア、メール、フォーラムなどを通じて行われます。自然と発生したクチコミは、ユーザーと検索エンジンの両方へのサイトの評判を高めるのに役立ちます。これは質の高いコンテンツを提供しない限りはなかなか発生しません。

■画像

ブロガーがあなたのコンテンツの一部を見つけて気に入ったので、ブログで紹介している

あなたのサイトのコンテンツは考えうるだけのどんなトピックにもなりえますが、ここでいくつかオススメの成功例を紹介します。


●よいコンテンツを作るために



・読みやすい文章にする
ユーザーはよくまとめられていて、わかりやすいコンテンツを好みます

してはいけないこと
 1.スペルや文法にミスがたくさんあるいいかげんな文章を書くこと
 2.文章主体のコンテンツなのにテキストを画像の中に埋め込んでしまうこと(ユーザーがコピペできなくなるうえに、検索エンジンが読めなくなる)


・コンテンツを整理する
コンテンツを整理してユーザーが1つのコンテンツがどこからはじまって、どこで終わるのかをわかるようにしておくことは常に有益なことです。論理のまとまりや区分で分けておくことはユーザーがコンテンツを早く見つけるのを手助けします。

してはいけないこと
 様々なトピックにわたる大量の文章を段落や見出しやレイアウトの区切りを使うことなくまとめて掲載すること


・関連したワードを使う

ユーザーがどんなワードであなたのコンテンツを見つけるために検索するのかを考えてください。そのトピックについてよく知っているユーザーのほうが、そのトピックがはじめてのユーザーよりも多くのワードで検索するでしょう。例えば、昔からの野球ファンは[nlcs]National League Championship Seriesの略で、最近野球が好きになった人は、より一般的な[baseball playoffs]などで検索するでしょう。そのような検索動向の違いを予測しておいて、コンテンツを作るときにキーワードの組み合わせを考えて両方に訴求できるようなコンテンツを書くとよい結果になるでしょう。Google Adwordsが関連したキーワードと、それぞれの検索ボリュームを見ることができる便利な Keyword Toolを提供しています。また、Googleウェブマスターツールの、 top search queriesでどんなキーワードで表示されているのかと、どんなワードでユーザーが訪問しているのかを調べることができます。


・新しくてユニークなコンテンツを作る

新しいコンテンツは既存ユーザーの再訪問を促すだけでなく、新しいユーザーの獲得にもつながります。

してはいけないこと
 1.ユーザーに多少の価値を提供する改作(もしくはコピー)をすること
 2.複製、もしくはほぼ同じコンテンツを複数のページで持つこと(詳しくはduplicate contentで)


・独占的なコンテンツやサービスを提供する

新しくて、便利で他のサイトが提供していないサービスを考えてください。もしくは独自の調査結果をまとめたり、刺激的な新しいニュースを発表したり、ユニークなユーザー基盤を活用したりしてもいいです。他のサイトは同じことをするためのリソースや専門的知識が欠けているでしょう。


・検索エンジンのためではなく、ユーザーを第一に考えてコンテンツを作る

検索エンジンのアクセスのしやすさに気を使いながら、ユーザーのニーズに合わせてサイトを作ることでよい結果になるでしょう。


してはいけないこと
 1.検索エンジンのために、ユーザーにとってうっとおしく無意味なたくさんの不要なキーワードを入れてしまうこと
 2.ユーザーにとってわずかしかメリットのない、このサイトに訪れるときによくあるスペルミスのテキストを作ってしまうこと
 3.不正なユーザーに見えない隠しテキストを書き、検索エンジンにはそれを見せること



●よりよいアンカーテキストを書く


アンカーテキストはユーザーがリンクとして見ることができるクリックできるテキストで、<a href="..."></a>というタグで記載されます。


■画像

このアンカーテキストは正確にリンク先のコンテンツを表している


このテキストはユーザーとGoogleに、これからアクセスしようとしているリンク先のページについて何か教えてくれます。内部リンク(あなたのサイト内の別のページにリンクを貼る)ものと、外部リンク(他のサイトにリンクを貼るもの)があります。両方のケースにおいて、よいアンカーテキストであればあるほど、ユーザーへのナビゲーションはわかりやすくなりますし、Googleはリンク先のページが何についてのページなのかを把握しやすくなります。


●よいアンカーテキストを書くために


・説明しているテキストを選ぶ
アンカーテキストはリンク先のページの内容を端的に表しているべきです。

してはいけないこと
 ?一般的なアンカーテキストを使う 例: "page", "article", "click here"など
 ?リンク先のコンテンツを関係のないテキストを使うこと
 ?ほとんどのリンクのアンカーテキストをURLにする(ただしURLをアンカーテキストにする正当な理由がある場合もあるのは確かだ、例えば新しいウェブサイトのURLを紹介するときなど)


・簡潔なテキストにする
短いけど説明になっているテキストを選ぶ、いくつかのワードが短いフレーズで。

してはいけないこと
 ?長い文章や短い段落のような長いアンカーテキストを書くこと


・リンクを目立たせる

普通のテキストとアンカーテキストが区別しやすいようにしましょう。リンクを見落としたり、間違ってクリックされたりするサイトは不便です。

してはいけないこと
 CSSやtext styling でアンカーテキストと普通のテキストを同じ見せ方にすること


・内部リンクでもアンカーテキストを検討する

普段外部リンクを貼るときにはアンカーテキストについて考えているかもしれませんが、ユーザーとGoogleをよりよく誘導するために内部リンクでもさらにアンカーテキストを考えるようにしてください。

してはいけないこと
 1.検索エンジンのためだけにキーワードの詰め込みすぎのアンカーテキストや、長すぎるアンカーテキストを使うこと
 2.ユーザーにとって役に立たない不要なリンクを作ること



●見出しタグを適切に使う


見出しタグはユーザーにページ構造を見せるために使われています。6種類のサイズがあり、もっとも重要な<h1>からはじまって、一番重要性の低い<h6>まであります。


■画像

ニュースを含んだページで、サイト名を<h1>に入れて、トピックを<h2>に入れた


一般的に見出しタグは通常のテキストより大きく表示されることが多いのは、ユーザーが視覚的にそれが重要なのかと、見出しの下にどんなコンテンツが書かれているのをわかるようにするためです。複数の見出しのサイズは、階層的なコンテンツ構造を作るために使われ、ユーザーがドキュメントの内容を理解しやすくします。


●よい見出しタグの使い方


・概要を書くイメージを持つ

主要な新聞の概要と同様に、メインのポイントとサブのポイントがどのようになるかを考えて、それをまとめるような適切な見出しにしてください

してはいけないこと
 ?ページの構造を明確にする上で役に立たないテキストを書くこと
 ?<em>や<strong>のほうが適切な箇所なのに見出しタグを使うこと
 ?不規則に見出しタグのサイズを配置すること


・見出しタグは慎重に使う

見出しタグは意味があるところで使います。1つのページに見出しタグが多すぎるとユーザーがコンテンツをざっと見て、1つのトピックがどこで始まってどこで終わっているのかがわかりづらくなります。

してはいけないこと
 1.見出しタグをページのいたるところで使いすぎること
 2.ページのテキストをすべて見出しタグの中に入れること
 3.見出しタグをページの構造ではなく、テキストの修飾のためだけに使うこと



●画像を最適化する


画像はサイト内で工夫のしようがない単純な要素のように見えますが、使い方を最適化することができます。すべての画像はファイル名と"alt"属性を持ちますので、それらを両方活用するべきです。

"alt"属性は、もしそれが何らかの理由で表示できなかった場合に、画像の代わりとなるテキストを指定するためのものです。


■画像

簡潔で画像の内容を正確に表したalt テキスト


なぜこの属性を使うのでしょうか。もしユーザーが画像を見ることができないブラウザを使っていた、もしくはブラウザの代替となるスクリーンリーダー【訳者注:テキストデータを音声で読み上げてくれるソフトウェアのこと】のような技術を使っていた場合、alt属性の内容がその画像についての情報を提供します。


■画像

画像が何らかの理由で表示されなかったが、変わりにalt内のテキストが表示される


その他の理由としては、もし画像をリンクとして使っていた場合に、altテキストはアンカーテキストと同じように扱われます。しかし、サイトナビゲーションで、テキストリンクを同じように使える箇所で画像によるリンクを多用することはオススメしません。最後に、画像のファイル名とaltテキストを最適化することで、Google Image Searchのようなプロジェクトで、あなたの画像を認識しやすくなります。

●よい画像の使い方

・簡潔な説明になっているファイル名やaltテキストを使う
最適化されているページ内の他の部分と同様に、ファイル名とaltテキストは短くて内容を説明しているものにする。

してはいけないこと
 1.一般的なファイル名にすること 例: image1.jpg , pic.gif , 1.jpg など
 (数千もの画像を扱うサイトの場合はファイル名を自動でつけられるようにする)
 2.長すぎるファイル名をつける
 3.altの中にキーワードを詰め込んだり、文章全体をコピペすること


・altテキストを画像をリンクとして使うときに入れる

画像をリンクとして使うことにしたときは、altテキストを入力してGoogleがリンク先のコンテンツの内容を理解するのを助けてください。テキストリンクでアンカーテキストを書くときを想像して決めてください。

してはいけないこと
 1.スパムとみなされそうな長すぎるaltテキストを書くこと
 2.サイトナビゲーションを画像によるリンクだけにすること


・画像を1つのディレクトリにまとめる
画像を複数のディレクトリにばらばらに保存するのではなく、できれば1つのディレクトリにまとめて保存してください。(例: brandonsbaseballcards.com/images/ ) これは画像へのパスをシンプルにします。


・一般的にサポートされているファイル形式を使う
ほとんどのブラウザが、JPEG,GIF,PNG,BMPに対応しています。ファイルタイプに合わせてファイル名を変えるのはよいアイデアです。


●robots.txtを有効に使う


robots.txtファイルは、検索エンジンがアクセス、つまりあなたのサイトの特定部分をクロールできるかどうかを検索エンジンに教える働きをします。robots.txtという名前で記述されるファイルは、ルートディレクトリに置きます。


■画像

robots.txtのアドレス


■画像

基準に準拠したすべての検索エンジンのボット(すべてを意味する*が使われている)は/images/以下のファイルと、/searchではじまるURLにアクセスできない

検索エンジンで表示されても、ユーザーにとって役に立たないであろう、サイト内の特定のページを検索エンジンにクロールさせたくないということがあるでしょう。検索エンジンのクロールを防ぐために、Googleウェブマスターツールが robots.txt generatorを用意しています。サブドメインを使っていて、サブドメイン以下の特定のページを検索エンジンにクロールさせたくない場合は、サブ止め引用に別途robots.txtファイルを作ってください。さらに詳しい情報が知りたいときは、ウェブマスターヘルプセンターガイドの、using robots.txt filesをご覧ください。

NOINDEX メタタグを使ったり、.htaccessでディレクトリにパスワードをかけたり、Googleウェブマスターツールで既にクロールされたコンテンツを除外したりといった、サイトを検索結果に表示させることを防ぐ方法が他にいくつかあります。Matt Cuttsがcaveats of each URL blocking methodというビデオで検証しています。


●よいrobots.txtの使い方


・慎重に扱うべきコンテンツはより安全な方法を使う

robots.txtを使っただけで、繊細で公にしたくないコンテンツが安全だと思わないでください。1つの理由として、インターネット上のどこかにあなたのページのURLが記載されていたときに、検索エンジンはあなたがブロックした(URLだけ見えてタイトルやスニペットは見られない)URLを参照してしまうことがあります。また、基準を満たしていない、一般的でない検索エンジンはロボットの排除規則を知らないために、robots.txtに記載されていることに従わない場合があります。そして、興味を持ったユーザーがあなたのサイトのrobots.txtに記載されているディレクトリやサブディレクトリを試し、あなたが見られたくないコンテンツを見つけてしまう可能性もあります。コンテンツを暗号化したり、.htaccessを活用してパスワード認証をかけることはより安全な代替案です。

してはいけないこと
 1.検索結果のようなページをクロールさせること(ユーザーが価値を見出せない検索結果が、Googleの検索結果に表示されてしまうことをユーザーは嫌う)
 2.自動生成された他と同じ、もしくは少ししか違わない大量のコンテンツをクロールさせること
 3.proxyサービスを使って作られたURLをクロールさせること


●リンクに rel="nofollow"を使う


rel属性にnofollowをつけて使うことは、Googleにそのリンクではリンク先のページに価値を与えないということを示します。nofollowにするにはアンカータグの中に rel="nofollow"を追加します。


■画像

もしリンク先を信頼しておらず、リンク先に評価を渡したくない場合は、nofollowを使います。


どのようなときに有効でしょうか?あなたのサイトがブログを持っていて、コメントできるようになっていたとします、コメントに貼られたリンクは、リンク先を保証したくない場合でも、リンク先に評価を渡してしまいます。ブログのコメント欄は非常にスパムの影響を受けやすいです。このようなユーザーが追加したリンクにnofollowをつけることは、あなたのサイトの高い評価をスパムサイトに渡すことを防ぎます。多くのブログソフトウェアパッケージが、自動でユーザーのコメントにnofollowをつけるようになっていますが、それができないところは手動でそうした設定を行えます。このアドバイスはゲストブック、フォーラム(掲示板)、shout-boards、リファラリスティングなどの、ユーザーが作るコンテンツを含むほかのページにもあてはまります。第3者によって追加されたリンクに評価を与えたいと考えている場合(例えばコメントする人が信頼できる場合)は、nofollowを使う必要がありません。ただし、Googleがスパムと認識しているサイトにリンクを貼ることは、あなたのサイトの評価を下げる場合があります。ウェブマスターヘルプセンターには、画像認証やコメントの制御などを行うことで、コメントスパムを避けるためのページがあります。avoiding comment spam


■画像

コメントスパマーがSEOを目的としてニュースの投稿にコメントを残している


nofollowの他の使い方としては、サイトを参照したいけれども評価は渡したくない場合があります。例えば、あなたがブログでコメントスパムについての記事を書いて、その中で最近スパムコメントをしてきたサイトを取り上げるときを想像してください。あなたは他のサイトに警告したいので、あなたのコンテンツの中にスパムサイトへのリンクを含めようとしています。しかし、そのサイトにあなたのリンクから評価は渡したくありません。そのようなときにnofollowが使えます。

最後に、もしあなたがサイトのすべてのリンクにnofollowをつけたい場合は、HTMLの<head>内に記載されるメタタグの中にnofollowを使うことができます。ウェブマスターセントラルブログでもrobots メタタグの使い方に関する役に立つ記事を提供しています。<meta name="robots" content="nofollow">というように書きます


■画像

ページ内のすべてのリンクにnofollowがつきます


●正しい方法でサイトをプロモーションする


大半のあなたのサイトへの被リンクは、ユーザーがあなたのコンテンツを検索エンジンや他の方法で見つけて、リンクを貼ることで、徐々に集まっていきます。Googleはあなたがコンテンツ内にまとめている大変な成果を他の人に知ってもらいたいということを理解します。効率的にプロモーションすることは同じテーマに関心を持っているユーザーにすぐに新しいコンテンツを見つけてもらうことにつながります。この資料で説明されている他のポイントと同様に、これらのアドバイスを過度にやりすぎるとマイナスに作用します。



●サイトをプロモーションするのによい方法


・新しいコンテンツやサービスについてブログを書く

サイトでブログを投稿することは、既存のユーザーに何か新しいコンテンツやサービスを追加したことを知らせる上でとても有効な方法です。あなたのサイトやRSSフィードをチェックしている他のウェブマスターが取り上げてくれるかもしれません。


・オフラインのプロモーションを忘れない


会社のオフラインでのプロモーションに力を入れることも実りがあるでしょう。例えば、もしビジネスのためのサイトを運営しているのであれば、名刺やレターヘッドやポスターなどにURLを記載しましょう。クライアントに定期的にメールでニュースレターを送って、新しいコンテンツや会社のサイトを知らせることもできるでしょう。


・ソーシャルメディアを知る


ユーザーとの双方向性を持ち、共有することができるサイトは、あなたのコンテンツをそれに興味を持っているグループに引き合わせやすくします。

してはいけないこと
 1.新しく作った細かいコンテンツを都度プロモーションしようとすること
  大きな興味深いものを選ぶ

 2.計画的に人口的な手法を使ってあなたのサイトをサービスのトップに表示させること


Google ローカルビジネスセンターに登録する

もし地域に根ざしたビジネスをしているのだれば、Googleローカルビジネスセンターに登録することで、Googleマップを使っている見込み客にリーチできるようになります。ウェブマスターヘルプセンターに他のアドバイスがあります。promoting you local business


・あなたのサイトに関連しているコミュニティに接触する

たぶんあなたのサイトと似ているテーマを扱ったサイトがたくさんあるでしょう。それらのサイトとコミュニケーションをとることはとても有益です。あなたの特定分野やコミュニティでの注目のトピックは新しいアイデアをひらめくきっかけになりますし、よいコミュニティでの関係性を構築することもできます。

してはいけないこと
 1.あなたのサイトのテーマにかかわるサイトすべてにリンクを貼ってもらうようスパムを送ること

 2.トラフィックではなくPageRankを目的として他のサイトからリンクを購入すること
このブログを読んでいる人の中には、複数のソーシャルブックマークに
同時にポストしたり、カテゴリによってそれぞれを使い分けていたりする方も
いらっしゃると思います。

私は20以上のソーシャルブックマークに登録して、
いくつか試してみたのですが、結局はてブとdeliciousに
落ち着いて、この2つに関しては同時にポストしていました。

最近 livedoor Clip も使おうと思って、同期させるための
ツールがないかを探していて見つけたツールがこれです。

[観] ソーシャルブックマーク管理ツール


非常に便利だと思いますので、ソーシャルブックマーク間の同期を
とりたいときに使ってみると手間が減ると思います。
また複数のソーシャルブックマークにまとめてポストしたいする
機能もありますので、たくさん使われている方は頻繁に活用できそうです。


Firefoxを使われている方はこちらもオススメです。私も使わせてもらっていますが、
ショートカットキーでブクマすることができるので、普通にブックマークレットから
ブクマするよりも早くなるので便利です。

はてブとdel.icio.usに同時ブックマークするときについでにtwitterに投稿するGreasemonkeyスクリプト - さらさら宇宙忍法帖
ピンポン46:ブログパーツで繋がるハッピーソーシャルライフ

ソーシャルメディアのURLをまとめて掲載できるブログパーツが本日リリースされたようです。
さっそくサイドバーに貼り付けてみました。

サイトのトップでも説明されていますが、
こういう感じでいろいろなサイトのURLをまとめて掲載しておくことは
コミュニケーションのきっかけになると思います。


iframeではない表示形式にすることと、ソーシャルメディアの
順番を並び替えられるようにするともっとよくなりそうです。

前に書いた関連エントリ
アグリゲーションサイトやプロフィールサイトを有効に活用する
先日もブログで書いた第2回SBM研究会の日程がFIXしたそうです。


Tomo’s HotLine: 第2回SBM研究会講師陣+参加者募集のお知らせ


参加の応募はmixiのコミュで受付しているそうです。
[mixi] ソーシャルブックマーク研究会 | 第2回SBM研究会



私も参加する予定です。前回同様にリアルタイムでメモをアップしようかと考えています。



以下概要です

□第2回SBM研究会概要

☆日時:2008年12月6日(土) 開場9:30、講演時間 10:00?17:30(予定)
☆場所:株式会社インターネットイニシアティブ本社
http://www.iij.ad.jp/info/map/head-office.html
(会議室等、無線LANの利用可否については調整中)
☆定員:190名(講師、スタッフを除く)
☆参加費:無料
☆ボランティアの募集:
Mixiの参加募集トピックで表明をお願い致します。 簡単な軽作業です。
運営を円滑に行うために、何卒ご協力をお願い致します。
☆主催:SBM研究会事務局(事務局長:西谷 智広)

☆第2回SBM研究会講師+講演タイトル(調整中)
*講師・パネラーとも「あいうえお順」、敬称略

・伊藤 直也:株式会社はてな
新はてなブックマークについて」

・上野 大樹:慶應義塾大学大学院
「ソーシャルブックマークデータの時間情報を用いた情報フィルタリングと検索(仮)」

 ・大向 一輝:国立情報学研究所/株式会社グルコース
「SBMの「偏り」に関する研究とコミュニティ・ブックマーク4dkのご紹介(仮)」

・藤田 昭人:IIJ?II/大阪市立大学大学院 創造都市研究科
「Kikker の Map/Reduce 化」

□パネルディスカッション
「SBM研究を加速・拡大するために?SBM事業者には何ができるのか
・パネラー

-伊藤 直也(株式会社はてな
-澤田 哲也(Yahoo! JAPAN)
-須藤 洋一(ECナビ)

(調整中)

□ミニプレゼン「ブロガーから見たSBM」

・西谷 智広:「SBMコメント機能によるコミュニケーション形態の考察」

・広木 大地:「普通のヤツらのメタをゆけ 」

・美谷 広海:「ソーシャルブックマークサービスのSEO力」

外部のブログやメディアに投稿して、 そこに署名と
リンク入りで記事を掲載してもらうことは双方にとって
非常に効果がある手法だと思います。


ブログ・メディアの運営者側はコンテンツが増えて
ユーザーにメリットを提供できますし、投稿する側は
自分のサイトやブログの認知度の向上につながります。

また、リンクを貼ってもらえるので、SEOの効果もあります。
検索エンジンに重複コンテンツとみなされて問題があるんじゃないか
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、一度に大量のブログやメディアに
掲載されるのでもない限りはあまり気にしなくてよいかと思います。
気になる方は寄稿するときに元記事へのリンクを入れさせてもらいましょう。


私も以下のサイトに投稿して、記事を掲載していただきました。

FPN-新規事業とイノベーションを考えるビジネスニュースコミュニティ

FPN-SEOと広報活動の相乗効果


他にもCNETでブログを書いたりできるみたいです。

CNET Japan ブログ 読者ブロガー募集


こういう外部の力をうまく使わせてもらうので、できたばかりのサイトの
アクセスアップには有効な方法だと思います。

もちろんそのメディアの特徴にあった記事を寄稿しないといけないので、
自分が運営しているサイトのテーマにあった投稿先を探す必要があります。
Twitterでコミュニティを作るサービスtwicco ついっこがαリリースされました。

コミュニティを作成して、「@コミュニティID」でつぶやくと
コミュニティに登録している人全員に届くという仕組みのようです。

まだコミュニティの作成などを試していないので、
使ってみてから感想などを書こうと思います。

ICHINOHE Blog: Twitterをコミュニティ化する「Twicco」がスタート

twiccoについてはこちらの記事が参考になりました。

商用利用禁止って明記してあるのが目にとまったのですが、
やはりtwiccoはマネタイズを目的としているそうです。



オープンなML、もしくは全員が常時接続しているチャットルーム
というようなイメージかと思います。
面白そうなソーシャルメディア関連のイベントの紹介です。私もだいぶ前に
最後のパネルディスカッションの参加申し込みをさせていただきました。

11月26日(水)11:00?17:30(10:30受付開始)開催です。平日なのが残念です。
2009年のSocialmedia&CGMを予測する、「Next Socialmedia Conference 2009pre」


Next SocialMedia Conferenceのご紹介 :ソーシャルメディア.jpという記事で
概要がまとめられていましたので転載させていただきます。

名称:Next Socialmedia Conference 2009pre
会場:東京ミッドタウン・ホール(Midtown East B1F)
日時 :2008年11月26日(水)11:00?17:30(10:30受付開始)
主催:株式会社サイメン、株式会社IDGジャパン
後援 :株式会社手嶋屋、デジタルハリウッド株式会社、3D-GAN
特別協力:マイクロソフト株式会社、株式会社インプレスR&D、株式会社トレンドアクセス、博報堂DYグループ i-ビジネスセンター、株式会社ドワンゴ
スポンサー企業 :株式会社ダレット、株式会社スプリューム
メディアスポンサー:Web担当者Forum、東京IT新聞、THE SECOND TIMES、ITmedia News、ITmedia エンタープライズ、japan.internet.com、ウィジェッタウン、バーチャルウォーカー
公式サイト:http://www.next-socialmedia.net
入場料金(申込方法) :5,000円(税込) 公式サイトから事前登録の場合無料
Yahoo! JapanがビジネスSNSのCU(シーユー)を開始しました。
このエントリを書いている時点で登録数2080人です。
毎日約1000人くらいのペースで増えているようです。

私もtwitterでお願いして招待してもらいました。
実名で登録してコミュニケーションする仕組みになっています。

ちょっと前のSNSを思い出します。mixiもGREEも最初のうちは
実名で登録している人のほうが多かったような記憶があります。


海外ではLinkedInのような結構成功しているビジネスSNSがあるのですが、
日本では大きな成功をおさめているという話を聞いたことがありません。

匿名性を重視する文化
個人名で仕事をすることが少なく、あくまでも会社の一担当者なことが多い
というようなことが影響して国内ではあまりビジネスSNSが流行らないのだと私は
考えているのですが、Yahoo! Japanが力を入れていけばなんとか広がるような
気がするので楽しみに見ています。


なんらかの対策をしないと、匿名で登録している人の割合が
増えていくと思うので、フィルタリングをどうやっていくのかが気になります。
入ってきたときや、入ったあとにチェックをしていくのは大変すぎるので、
むしろ入るときに何らかの制約をつけるくらいのほうがコミュニティの質は
維持されていくと思います。


ちなみに他のSNSと機能の面で何が違うかというと、あまり違いはありません。
つながっている人に3段階のランクをつけて情報公開の範囲を設定できる点と、
コミュニティでのトピックの作成やコメントがメールで流れるようになっている点が
若干他と違う設定ですね。
たぶんこれから実装する機能が他にたくさんあるんだと思います。

問題点もいくつかありました。
もう直したみたいですが、画像のサイズがそのまま表示されてました。
Yahoo!のビジネスSNSの「CU」がゆるふわ系SNSになっている件 : ロケスタ社長日記

あと、URLを貼り付けたときにリンクにならないのも修正してもらいたいです。

実名で登録することで、実際に仕事につながったりオフ会に
つながったりしやすいとは思うので、今後CU(シーユー)が
どのような使われ方をしていくのかチェックしていこうと思います。


あと、国内だと

SBIが運営しているSBI Business

アフィリエイト大手のアドウェイズによるBiZZO

ヘッドハンティングやスカウトを売りにしている人材系の会社レイスが運営するwizli(ウィズリ)

Linkedinがデジタルガレージと一緒に日本語版はじめる予定


というような感じで意外と数があります。今後どういった違いを
各社が打ち出していくのかに注目しています。

特定の業種だったり職種だったり役職だったりに
絞っていくのが思い浮かびましたが、市場がこれからできる
分野なので、最初から絞ってしまうと見込みユーザーを
減らしてしまうことになりかねません。

まずは機能で違いを出していくんでしょうかね。


オバマがソーシャルメディアを有効活用していることを、
バラック・オバマのサイトからソーシャルメディアへの姿勢を学ぶ
という記事で紹介しましたが、大統領選直前にもすごい勢いで
ウェブ上での支持者を増やしているようです。

techPresident ? Obama Bandwagon Effect on Facebook
という記事によると、オバマはFacebookにおいて、11月4日以前の2週間で
40万人新規のフレンドを増やしたそうです。ラスト2週間で20%の伸びを
示すということは、 それまでのソーシャルメディアでの活動、準備が少しずつ
積み重ねていたのが功を奏して、 国民が選挙に最も関心を示す時期に
一気に爆発したということなのかもしれません。


この記事では、バンドワゴン効果として取り上げられいますが、
ソーシャルメディアはユーザー同士が影響を及ぼしやすいので
バンドワゴン効果が生まれやすい環境だといえるでしょう。

Facebookのサポーター数
アイレップ取締役の渡辺さんによるソーシャルメディアマーケティングの記事です。
いずれも参考になるので一読しておくことをオススメします。

なぜ SEO の世界が、ソーシャルメディアマーケティングに目を向け始めているのか?(1) - japan.internet.com Webビジネス

なぜSEOの世界が、ソーシャルメディアマーケティングに目を向け始めているのか? Rev.2 :: SEM ilog (セミログ)


iPhoneのニュースが広まったおかげでソフトバンクのサイトにたくさんリンクが貼られて、
結果としてSEOにも効果的だったという話が紹介されています。

先日、SEOと広報の相乗効果という記事でも似たようなことを書きましたが、
これから今までよりもインターネット上で話題を喚起することを意図した広報活動が
行われるようになっていきそうです。

japan.internet.comに掲載されている記事は(1)となっていて、
しばらく連載されるようなので続きが楽しみですね。
いずれも海外のツールですが、調べものをするときに参考になりそうなので紹介します。 競合のサイトがどれくらいのページ数なのか、どういう広告に出稿しているのかを調べるのに便利です。

ソーシャルメディアマーケティングでもURLを入力するだけで、
ブックマーク数や RSS購読数をまとめて表示するサイトがあったら使われそうです。

TopHatenar - あなたのはてなー順位が分かります
このサイトと同じことを複数のサイトで横断してできるようにするイメージ。

情報源
Internet Marketing Strategies to Research Your Competition’s Traffic, SEO and PPC | SEO Design Solutions
Tomo’s HotLine: 第2回SBM研究会最終調整の悩み

第2回SBM研究会は12月6日の土曜に開催される可能性が高いようです。

講師として参加してくれるアルファクリッパーを募集中とのことなので、
 われこそはと思う方は立候補してみては?


前回も非常に楽しませてもらったので、第2回SBM研究会も参加させてもらおうと思います。

ちなみに前回の記事はこれです。
SBM(ソーシャルブックマーク)研究会に参加してきました
ブログのほうがソーシャルネットワークよりも購買に与える影響が
大きいという調査結果を読んだので紹介します。

先週の火曜日、BuzzLogic(バズロジック)がHarnessing the Power of Blogs(ブログの力を活用するには)と言う名のレポートをリリースした。このレポートは、消費者が買い物をする決断においては、ソーシャルネットワークよりも、ブロゴスフィアの方が力を持っていると伝えている。
引用元: 消費者に影響を与えるのはソーシャルネットワークよりもブログ at ブログヘラルド


また、頻繁にブログを読むユーザーが別のブログのコンテンツを
見つける際は、検索エンジンよりも、ブログに頼っていることが多い
という調査結果も興味深いです。

ブログは記事を大量に書いてロングテールのSEOでトラフィックを集めるのが
メインの集客方法だと思いますが、他のブログに紹介、引用して
もらえるような記事を書くことも考えていたほうがより効率的にトラフィックを
集められそうです。

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